息子の剣道稽古にくっついていって早3年。
今までは見取り稽古(見学)をしていて
はたから見ながら先生のご指導をきいていて
もっとここはこうしたらいいのに!とか子たちに対して
思うことが多かった・・・

なんとー今年6月頃から、
保護者の母親もお試し稽古してみましょうという話になり、
母親たちも子供の予備の竹刀や木刀を借りて、少年部の脇で
習うことになってしまいました(^^ゞ

礼、蹲踞(そんきょ)、足の稽古、素振り稽古などなどいろいろ習いました。

足は、左足かかとを浮かせて左足の親指・人差し指の付け根あたりに
体重が乗り、右足もかかとは紙一枚入るくらいに微妙に浮く
というので、下半身ふらふら。
それですり足をして前後左右に動くのですが、
慣れないことをすると最初はあちこち痛くなります。

子供の手前、すり足をきまじめに頑張っていたら
すぐに左足の親指の付け根の一番体重が乗る部分の
足の裏の皮が(ぶあついのが)べろんちょとむけてしまい痛いのなんの。
1週間とっちんとっちんと足を引きずって歩くこともありました。


8月に入ってからは木刀で剣道基本形の稽古をやるようになりました。
激しく竹刀を振って動きまわるよりは動きがおとなしいので
熱中症で倒れないように先生が気をつかってくださったのかもしれません。

夏休みの間に立会の所作から面、籠手、胴、突きの一本技、籠手・面の連続技、払い技(相手の剣を払って面)までを習い、
先日は、引き技を教えていただきました。

面を打ちに行って相手と接近戦、つばぜり合いになったのち
相手の剣をはじいて銅を打ちながら後ろに引く
というようなものでした。
それを元立ち(打つ側)と掛り手(受ける側)の両方の所作を習って
2人1組で交代で練習。

おっ!なんか時代劇でみる立ち回りっぽくなってきたじゃん!
と密かにワクワクしたのもつかのま。

む・・・・難しい。
最初は、スローモーションで手順を確認しつつ・・・
でもやっぱり、難しい。
つばぜり合いのところが特にうまくいかず
何度も先生方が見本を示して丁寧に説明してくださるのですが
見るのとやるのは大違い!
まだまだたくさん稽古しないと形にならないなあ。

最初は、え~?親もやるのお? なんて思いながら成り行きで始めたものの、
予想外に面白くて(大変ですけど)ハマってきたかも。

猛暑の小学校体育館で、普段着姿のまま
ほんの3、40分ほどまねごとをやっただけでも汗ぐっしょりになってます。
子供たちはじめ先生方は、
道着を着て胴や面や籠手をつけてフル装備で、
よく倒れずにやってるなと思ってしまいます。

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